妄想暴走日記
 
今日も全力で与太を唄う
 



祖父



先日、俺の祖父が亡くなった。
初めて身近な人が亡くなって、呆然とした。




小さい頃、盆や正月によく祖父母の家に行った。




朝早く起きて、犬の散歩についていったり
戦時中、捕虜になったの話を延々聞いたり
アニメが見たいがために、テレビのチャンネルを奪い合ったり
内職で作ってたスルメをねだったり…




俺の夏休みや冬休みに、いつも祖父はいた。




葬式のとき、それまで気丈に振舞っていた祖母が声を上げて泣いた。
胸が締めしめつけられる思いやった。






祖父の訃報を聞いて、まず思ったこと






「俺は祖父のために何かしてきたか?」






自分自身を責めるわけではないけど、
思えば、親戚が集まっても自分から話しかけることはなかった。




何も祖父だけに限ったことではない。
実家に帰っても、親と会話する時間より
外へ遊びに行って家にはほとんどいなかった。





葬式の後、家に帰って親父と酒を飲んだ。
普段なら、俺はすぐに切りあげて、自分の部屋に戻ってた。





けど、その日は違った。
何か、親父と会話をしたいと思った。
他愛もない話をしただけやったけど、何か嬉しかった。





祖父が亡くなったことによって、少し考え方が変わった。
家族ともっと接していこうと。
くしくも、祖父が亡くなったということで、気がついた。





最後に俺から祖父へ
「おじいちゃん、ごめん、ありがとう。そして、さようなら。」



2月7日(火)21:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理

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